
9月30日(金)
昨日の不幸な子ダヌキを市の職員さんが迎えにきた。
午前中の事だった。
母はまず朝、保健所に電話を入れた。
保健所は間違っているのは解っていたが…。
死んでしまった生きものは、悲しいがゴミ処理とされる。
だから、正解は市役所の清掃課。
案の定、市役所の方に電話をして下さい、との事。
《やっぱりねっ!》
市役所に電話を入れ、タヌキと場所の説明をした。
思ったより丁寧な対応でちよっと安心。
以前、それもかなり前にフラフラと道路に出てきてひかれてしまった
犬の件で電話した時に、生ゴミ扱いの対応をされてあまり良い記憶はなかったのだ。
やっぱり子ダヌキは、一番近い大きなゴミ処理場でゴミと一緒に処分されるのか…??
子ダヌキのお迎えはそれから間もなく来た。
環境・リサイクル課という市役所の男の人が2人。
《あれっ!?カンジの良い人達だわ。。。》
子ダヌキは、丁寧に段ボール箱に収まった。
箱には回収日が赤マジックで書かれ、ガムテープでフタが閉じられた。
このあと、子ダヌキはどうなるのだろう?
市の人に聞いたところ、近くにある斎場に持ち込んで、合同葬をしてくれるというのだ。
母は少し嬉しかった。ホッとした。
子ダヌキが生ごみ扱いをされなかった事。
市の人が事務的(?)には見えなかった事。
せめてもの救いな気がする。
ゆっくり少しづつだが、日本の動物事情は変わってきているのだろう。
(と思いたい。)
子ダヌキさん、安らかに…